近年急増する訪日外国人観光客等を中心とした駅利用者の利便性向上を目的に、JR九州と株式会社ゼンリンデータコムの子会社でITソリューション事業を手掛ける株式会社Will Smart(ウィルスマート)と共同開発した四ヶ国語による運行情報の案内を実施します。
 また、現在、JR九州アプリ機能にもある「列車位置情報(どれどれ)」について、モニター設置駅を拡大し、情報提供の更なる充実を目指します。

<画面イメージ>
【通常時】                      【異常時】
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◆取組内容
(1)訪日外国人観光客向けの多言語による運行情報の提供

WillSmartとJR九州の両社で、訪日外国人観光客向けに運行情報を多言語で提供する端末(多言語情報案内システム)を一部の駅に設置します。
各社の役割として、Will Smartはコンテンツの制作および端末の手配と運用を、JR九州は多言語情報案内システムの設置場所の提供、鉄道に関するコンテンツ素材を提供いたします。

【システム概要】
・日英中韓の4言語対応した画像となり、また、日本語・英語での音声出力が可能です。

【設置箇所】
・博多駅、佐賀駅、長崎駅、大分駅、熊本駅、鹿児島中央駅、宮崎駅の県庁所在地駅及び別府駅、ハウステンボス駅等の観光駅の全30駅に設置します。(小倉駅・博多駅・熊本駅は2台/駅設置)

(2)列車位置情報「どれどれ」端末の駅設置拡大

情報提供の更なる充実と利便性向上を目的に現在、一部の駅及びJR九州アプリで提供している列車位置情報「どれどれ」の設置箇所の拡大を行います。
【システム概要】
・対象路線の列車の位置情報がご覧いただけます。

【拡大箇所】
・二島駅、本城駅、鞍手駅等の全53駅に拡大します。

【対象路線】
鹿児島本線(門司港~八代、川内~鹿児島)、
福北ゆたか線・若松線、日豊本線、長崎本線、
久大本線、豊肥本線、筑肥線(下山門~伊万里)、
香椎線、唐津線、日田彦山線、後藤寺線、佐世保線、
宮崎空港線、指宿枕崎線
※一部の路線は表示できません。

◆サービス開始日
2017年3月4日以降順次設置予定

◆JR九州ホームページ http://www.jrkyushu.co.jp/